近畿北陸地区歯科医師会・歯科医師連盟役員合同連絡協議会、和歌山で開催

 日本歯科医師会の、「令和元年度近畿北陸地区歯科医師会・歯科医師連盟役員合同連絡協議会」が8月31日、和歌山県和歌山市のホテルアバローム紀の国「孔雀の間」で開催された。
 当番県の和歌山県歯科医師会を代表して中西孝紀会長があいさつに立ち、「国の政策の根源となる骨太の方針の中に、長年の懸案であった歯科の文言が2017年、2018年に続いて2019年にはさらに充実した内容が明記された。骨太の方針が始まった当時、経済財政諮問会議は医療費抑制策として毎年医療費減額の目標値を掲げ、その何割かを歯科が負うという不遇な時期があった。厳しい時代の骨太の方針を知るわれわれにとって極めて画期的なことであり、堀執行部の尽力にまず感謝申し上げたい」と述べた。
 協議では、歯科界が現在直面して対応を求められている課題として、
▼高齢者の保健事業と介護予防の一体化について
▼歯科技工士・歯科衛生士の養成確保を目的とした修学資金貸与制度の創設について
▼歯科診療所の二極化について
▼歯科健診の充実について
…の4題について、提案理由及び追加発言等ののち、日歯執行部の担当所管から見解が示された。

カテゴリー: 政治・行政   パーマリンク

コメントは受け付けていません。