「政策推進部会(仮称)」の設置、菅義偉政権への対応等について記者会見―日本歯科医師連盟

 日本歯科医師連盟は9月16日、歯科医師会館で定例記者会見を開催した。理事会報告では浦田健二理事長が「政策推進部会(仮称)」の設置を明らかにした。活動は4部門(政策立案、啓発、普及、総務・財務)で構成し、委員の選定を進めていく。
 また、新たに発足した菅義偉政権への対応について高橋英登会長は、「菅総理は規制改革を重視する中で、医療の効率性を高める考えを示している。デジタル庁の設立、WEB診療への関心も示しており改革派であることは間違いない。医療の非効率性を改善しなければならないことは、安倍前総理から指摘されてきたことである。われわれの第一の目的は、国民皆保険制度を持続可能なものにすることである。そのためにも無駄を排除して医療費の適正化を図るという点は国の意見と一致するところである。田村憲久厚労大臣が就任し、厚生行政に精通した加藤勝信氏が官房長官に就いて今後の連携が期待できる。菅総理は安倍政権からの継続性を重視していることから、状況が激変することはない」と考えを明らかにした。

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