アサカ理研(JASDAQ)平成23年9月期決算は、売上高11%増の130億7,700万円、震災等の特別損失として1億5,700万円を計上

 平成23年11月11日、貴金属事業、環境事業等を行うアサカ理研(福島県郡山市・JASDAQ)は、平成23年9月期の連結決算を公表した。
 売上高は11%増の130億7,700万円、営業利益は9.9%増の4億5,700万円となった。東日本大震災により、建物・設備の損傷や物流悪化等の影響を受けたものの、早期の復旧、営業再開により生産への影響を最小限にとどめたことに加え、貴金属価格が高水準で推移したことにより増収増益の決算となった。ただし、東日本大震災等に関する特別損失として1億5,700万円を計上したため、最終利益は6.4%増の1億9,300万円にとどまり配当は前期と同じく1株につき15円とした。
 次期の見通しは、貴金属価格が高水準を維持すると想定されるため、売上高158億500万円(20.9%増)、営業利益5億5,800万円(22.2%増)を見込んでいるものの、欧州の信用不安等で景気の不確実性が高まっていること、貴金属や銅の相場で値動きが激しい状況が続いていることなどで、大きく変動する可能性もあるとしている。
(株)アサカ理研のホームページ

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