中医協総会、今次診療報酬改定の「答申書(案)」を公開

 2月10日、中央社会保険医療協議会(中医協)総会で提示される今次診療報酬改定に係る答申書(案)が、ホームページ上でも公開された。
 「周術期口腔機能管理計画策定料」「周術期口腔機能管理料1~3」等が新設、画像診断の通則には「歯科用3次元エックス線断層撮影の場合(120点)」が加わっている。全般的に小幅な点数の引き上げが広く行われる模様だが、「舌悪性腫瘍手術(14,470点→18,810点)」等、手術項目の点数引き上げ幅が大きく口腔外科関連に手厚い印象がみられる。
 インプラント義歯関連については、「広範囲顎骨支持型装置(補綴)」といった名称で、手術、診断、補綴等の項目に分散して記載されているが、施設基準に適合している届出のある保険医療機関のみ算定できるとされている。
厚生労働省のホームページ
※「別紙1-2(歯科診療報酬点数表)」を参照。
※2月10日時点では、上記はあくまでも「答申書(案)」に基づいて記述しており、その後の変更、修正がないとはいえませんのでご了解ください。

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