第1回日本医療小説大賞は、帚木蓬生氏の『蠅の帝国』と『蛍の航跡』

 日本医師会が新潮社の協力を得て主催した「日本医療小説大賞」の第1回受賞作品が決定した。
 受賞作品は『蠅の帝国 軍医たちの黙示録』『蛍の航跡 軍医たちの黙示録』で、前者は2011年7月、後者は11月に新潮社より刊行されている。作者は帚木蓬生(ははきぎ ほうせい)氏で、東京大学仏文科卒業後、TBSに勤務、同社退職後、九州大学医学部を経て、現在は精神科医。過去に、『三たびの海峡』で吉川英治文学新人賞、『閉鎖病棟』で山本周五郎賞を受賞している。
 授賞式は5月24日(木)午後6時より帝国ホテルで行われ、記念品と副賞100万円が贈られる。
第1回日本医療小説大賞受賞作決定のお知らせ.pdf
新潮社のホームページ

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