日本栄養士会主催「健康づくり提唱のつどい」、シンポジウムに日歯の佐藤保常務理事も登壇

 社団法人日本栄養士会の主催による「第33回健康づくり提唱のつどい」が4月7日、東京・新橋のヤクルトホールで行われ、医療関係者ら約500名が参加した。この催しはWHOが提唱する4月7日の「世界保健デー」にちなみ、昭和55年より開催されている。近年は時流に即したテーマが設定されるようになり、今回は昨年の東日本大震災における支援活動の経験から、「非常災害時の栄養と食事〜食べることは生きること」をテーマに行われた。
 シンポジウムでは、日本歯科栄養士会の迫和子専務理事を座長に、「東日本大震災に学ぶ災害時の食〜食にかかわる人々は何をなすべきか」(奥田和子・甲南女子大学名誉教授)、「災害に備えた口腔ケア」(佐藤保・日本歯科医師会常務理事)、「おにぎりとみそ汁があれば、栄養は問題ないんだいが?〜今後の非常災害時における管理栄養士・栄養士の役割」(下浦佳之・兵庫県加古川医療センター栄養指導課長)の3題が問題提起され、総合討論が行われた。
日本栄養士会のホームページ

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