日本訪問歯科協会、正会員向けにiPadを無料配布

 日本訪問歯科協会(守口憲三理事長・岩手医科大学歯学部臨床教授)は4月15日、KFC両国(東京・墨田区)で第一回関東支部ブロック研修会を開催し、「平成24年度診療報酬・介護報酬の改定について」と題して歯科訪問診療に関わる改正の要点の解説を行った。
 同研修会の場で前田実男理事は、訪問診療の際にモバイル端末を活用して事務作業・管理業務・説明・指導業務等を効率化、負担を軽減することを提案し、同協会の正会員向けに300台のiPadを無料で配布することを明らかにした。今後、今秋9月までに文書作成機能、その他のコンテンツをリリースする予定という。あわせて無料アプリの有効活用方法も紹介する。
 日本訪問歯科協会は平成12年4月に設立。訪問歯科診療サービスシステムの理解と普及促進、公的機関による支援ならびに介護、在宅診療を必要とする患者への人道的サ-ビスを目的とし、現在の会員数は全国約650名。守口憲三理事長は岩手県歯科医師連盟の現副会長でもある。
日本訪問歯科協会のホームページ

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