厚生労働省は、4月13日に開催された厚生科学審議会内の委員会において「次期国民健康づくり運動プラン報告書」のたたき台とする資料を提出した。
歯科に関する項目では、健康寿命の延伸のために「口腔機能の維持・向上」が重要であるという認識のもと、「歯科疾患実態調査」や「国民健康・栄養調査」の数値をもとに、新たな目標値が提示されている。目標値を設定する項目は、下記の8020に関連する項目のほか、60歳代における咀嚼良好者、乳幼児・学齢期のう蝕ゼロの割合、進行した歯周炎を有する者の割合などが挙げられている。
▼80歳で20歯以上
現状値 25.0% 目標値 50%
▼60歳で24歯以上
現状値 60.2% 目標値 70%
▼40歳で喪失歯なし
現状値 54.1% 目標値 75%
厚生労働省のホームページ