【書籍】『パノラマX線写真による骨粗鬆症スクリーニング法』

 松本歯科大学の田口明教授による『パノラマX線写真による骨粗鬆症スクリーニング法』がIDP出版より発行された。
 同書は、骨粗鬆症のスクリーニングに皮質骨指標が有効であることから、パノラマX線写真を使用している歯科医院において、無自覚の骨粗鬆症の早期発見ができることを解説している。すでに愛知県においては、医師、歯科医師、行政が連携するシステムが構築されているほか、2004年に広島県歯科医師会で行われた検証では、歯科医院でスクリーニングされた女性の中で、実に9名の女性が無症状の椎体骨折を有していたという。
 著者は広島大学出身で、現在は松本歯科大学の歯科放射線学講座教授、同大病院の副病院長も務める。ワシントン大学の客員研究員でもあり、同分野の研究においては第一人者といえ、欧米においても高い評価を得ているという。
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