日歯連盟定例記者会見、歯科衛生士法改正で職場流出に懸念

 5月25日、日本歯科医師連盟の定例記者会見が開催された。
 高木幹正会長は歯科衛生士法改正に関する質疑に応え、予防処置について「歯科医師による直接の指導」という文言が削除された場合、歯科衛生士の活動の場が歯科診療所以外に拡がるほか、歯科衛生士独自の活動展開も考えられること、そのため厳しい環境にある歯科診療所より労働環境に恵まれた病院や施設などへ就業先を求めて流出していく可能性を懸念材料として指摘し、「まだ要望が出された段階であり、慎重な対応を進めていきたい」と述べた。

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