【書籍】『抜歯風習と社会集団』

 著者は九州大学総合研究博物館・日本学術振興会特別研究員の舟橋京子氏。歯科医学ではなく考古学の立場から、抜歯風習を深く、鋭く考察している。
 考古学の学術書といえる内容なので、専門外の人間がしっかり読むのはかなり厳しくはあるが、図表も豊富で、資料的価値は高い。歯科関係者であれば、とりあえず書棚に蔵書として加えたくなる、趣きのある一冊。
九州大学総合研究博物館のホームページ

書 名/『抜歯風習と社会集団』
著 者/舟橋京子
定 価/5,775円(本体5,500円+税)
判 型/A5判・414頁
発行日/2010年6月
発行所/すいれん舎
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