厚生労働省が「歯科医師届出票」の一部を改正する省令について意見募集を開始

 厚生労働省医政局医事課は、歯科医師等の届出票の一部を改正するための「医師法施行規則等の一部を改正する省令」に関するパブリックコメントの募集を開始した。
 歯科医師に関する内容は、2年ごとに届け出る歯科医師届出票について「主に従事している施設」の医育機関の項目を細分化することと、「取得している広告可能な専門性に関する資格」の項目を追加することの2つ。専門性に関する資格は「口腔外科専門医」「歯周病専門医」「歯科麻酔専門医」「小児歯科専門医」「歯科放射線専門医」の5つが記載されている。
 医育機関の項目の細分化については、近年、大学院で研究を志向する歯科医師が特に基礎系科目で減少している(医師も同様)ことから、大学院生の実情をより詳しく把握するためとしている。
 意見募集期間は8月10日~9月8日まで、電子政府の総合窓口(e-Gov)の意見提出フォームからか、厚生労働省医政局医事課まで郵送かFAXで受け付けている。改正の施行日は平成24年9月中旬を予定している。
改正後の歯科医師届出票(案)
電子政府の総合窓口(e-Gov)のホームページ

カテゴリー: 政治・行政   パーマリンク

コメントは受け付けていません。