日歯定例記者会見で、柳川常務理事が4段階特措の現状調査の結果を説明

 日本歯科医師会の定例記者会見が11月15日に開催され、柳川忠廣常務理事は厚生労働省、日歯、日医の協力によって行われた4段階特措の実態調査アンケートの結果を報告した。歯科のサンプル数は2,511で回収が938だった。
 柳川常務理事は、「傾向としては売上げが5,000万円以下の医療機関が圧倒的に多く、全体の約3割が4段階特措を使っている。また、1歯科医院あたりの1日の患者数は微減を続けながら20名前後を推移しているが、日歯研究機構の調査によれば、最頻値で見ると1日の患者数は9〜12名の歯科医院が中心である。したがって、経営の安定というより何とか維持しているのが4段階特措であり、歯科医師会としては死守していきたい」と考えを述べた。

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