11月28日の中央社会保険医療協議会において、「金属代替材料としてのグラスファイバー補強高強度コンポジットレジンブリッジの治療技術」が先進医療会議における検討で妥当と判断され、先進医療として導入されることが報告された。
適応症は「臼歯部1歯中間欠損に対し両隣在歯を支台歯とした3ユニットブリッジ」とされており、保険給付されない費用(患者に自己負担を求める費用)が3万6千円、保険給付される費用(保険外併用療養費)が1万4千円とされている。同技術の有用性としては、貴金属合金を使用しないため金属アレルギーを有する患者への対応が可能であることと、同じく貴金属合金を使用しないため貴金属相場の変動を受けず安定供給が可能であることが挙げられている。
実施責任者の要件は補綴専門医で当該診療科の経験年数5年以上、当該技術の経験年数1年以上、経験症例数5例以上とされているが、「将来的に保険収載を行うことが妥当」との評価を得ており、いずれは保険診療による一般的治療として普及する可能性は高いと予測される。
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