日本歯科人間ドック学会、田口明教授が「パノラマX線写真を用いた骨粗鬆症スクリーニング法」を講演

 日本歯科人間ドック学会の第15回学術大会が12月8日、鶴見大学会館で開催された。開会式であいさつに立った里村一人大会長(鶴見大学歯学部教授)は、本年4月に一般社団法人となったことを報告し、「医療そのものあり方が急激に変わってきており、治療偏重から予防主体へ、さらにオーダーメイドの概念が加わり先制医療という言葉が生まれている。このような社会的情勢から本学会が果たすべき役割はさらに大きくなる」と述べた。
 最終プログラムでは松本歯科大学歯科放射線学講座の田口明教授が講演。パノラマX線写真を用いた骨粗鬆症のスクリーニング法を解説したほか、現在取り組んでいる課題として、動脈硬化と乳癌のスクリーニングへの応用の一部を明らかにして注目を集めた。

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