日本口腔検査学会、「超高齢社会における老化度検査の展望」をテーマに鶴見大学会館にて開催

 日本口腔検査学会の第6回総会・学術大会が9月15日、鶴見大学会館で開催された。メインテーマは「超高齢社会における老化度検査の展望」。開会のあいさつに立った斎藤一郎大会長(鶴見大学歯学部病理学講座教授)は、「国民の急速な高齢化が進み歯科医療の役割にも転換が求められる中で、歯科においても抗加齢医学の実践が望まれる。現在さまざまな指標で老化度の検査や診断が行われており、口腔検査においても推進するべく活発な議論を希望する」と述べた。
 当日は一般口演のほかシンポジウムとして「酸化ストレスの診断と対処法」(李昌一氏・神奈川歯科大学大学院)、「歯科医療における毛髪検査の有用性」(梁洪淵氏・鶴見大学歯学部病理学講座)の2題、共催セミナーでは、「口腔カンジダ症の診断と対処法」を鶴見大学歯学部附属病院の中川洋一氏が講演した。

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