日歯および日歯連盟、全体の改定率決定を受け臨時共同記者会見

 日本歯科医師会および日本歯科医師連盟は12月24日、平成26年度診療報酬改定の改定率が明らかになったことを受け臨時共同記者会見を開いた。
 社会保険担当の堀憲郎常務理事は、「今回の改定内容を精査すると、診療報酬本体はプラス0・10%であり、薬価引き下げがマイナス1・36%であるから、従来の計算で言えば実質的には1・26%のマイナス改定である。歯科の財源であるプラス0・12%は試算すれば30億円強で、前回の改定財源の10分の1以下ということになる。中途半端に充実を図ることは難しく、メリハリをつけて必要な所に重点的に対応することになるだろう。また、歯科においては通知の扱いなどさまざまな問題があることから、財政影響が少ない問題の整理などに軸足を置くことも視野に入れて進めていくことになるだろう」と述べた。

カテゴリー: 医療団体   パーマリンク

コメントは受け付けていません。