携帯電話等と医用電気機器との離隔距離は1m程度が目安、電波環境協議会が指針

 電波環境協議会(学識経験者、関係省庁、業界団体等により構成される)は8月19日、「医療機関における携帯電話等の使用に関する指針」を公表した。指針は電波環境協議会が案を作成し、7月22日まで意見募集が行われていた。意見募集には14件の提出があり、同協議会は、それらの意見も踏まえて今般の指針を策定し、報告書・意見募集の結果とともに公表した。
 指針では携帯電話等と医用電気機器との離隔距離として、第二世代携帯電話サービスの廃止による電波出力の低下や、医療機器の電磁的耐性の向上等を受け、国際規格等も参考に、1m程度を目安にできるとした。また、医療機関が利用者(患者および医療従事者)向けに、待合室や診察室等のエリア毎の使用ルールを制定することを推奨し、その際の基本的な考え方を示している。
医療機関における携帯電話等の使用に関する指針.pdf
電波環境協議会のホームページ

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