第2回口腔筋機能療法学会、歯科衛生士の参加多く盛況理に開催

 第2回日本口腔筋機能療法(MFT)学会学術大会が11月20日、東京・千駄ヶ谷の津田ホールで開催された。メインテーマは「口腔機能の育成と改善をめざして」。冒頭のあいさつに立った山口秀晴会長は、「近年、MFTが広がりを見せており、一般歯科はもとより保育所等さまざまな分野で用いられるようになってきた。日本の中で、広く深く浸透していくことを願うものである」と述べた。
 続いて行われたシンポジウムは「これだけは知ってほしいMFTの基本」をテーマに、佐藤香織氏(昭和大学歯科病院歯科衛生室)を座長に迎え、橋本律子氏(大野矯正歯科クリニック)、氏家彩氏(二子玉川ガーデン矯正歯科)の二人が講演。橋本氏は、「MFTを実践する際にはまず講習会等で正しい知識と技術を学ぶことが重要」と基本の大切さを指摘した。氏家氏は指導のポイントを紹介し、正しい運動が習慣化するまでの経過観察が重要であることを示した。

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