歯科衛生士の復職支援対策で連絡協議会を開催―日本歯科医師会

 日本歯科医師会は12月18日、東京・市ヶ谷の歯科医師会館で定例記者会見を開催した。報告の中で、瀬古口精良常務理事は「歯科衛生士復職支援対策連絡協議会」を27年2月14日に開催することを明らかにし、その狙いについて説明した。
 歯科衛生士不足改善の課題としてかねてより未就業者の復職支援が挙げられているが、「全国規模での取り組みが行われなければ効果が上がらない。日本歯科衛生士会、全国歯科衛生士教育協議会など関連団体とともに今後の対策について議論を進めていく。ポイントとしては養成施設における登録システムの整備が重要と考えている」とし、「看護師の復職支援システムが軌道に乗るまで二年かかった。体制づくりには時間がかかるが先ず着手することが必要」と述べた。

カテゴリー: 医療団体   パーマリンク

コメントは受け付けていません。