関東ブロック歯科医師会主催で、太田謙司、髙木幹正両氏が所信演説会

 1月21日、関東ブロック歯科医師会主催による「日本歯科医師会会長予備選挙立候補者の所信演説会」が、東京・市ヶ谷の歯科医師会館大会議室で開催された。冒頭に、届け順に太田謙司氏、髙木幹正氏による所信表明が行われたのち、主催者からの事前質問に答える形で両候補が考えを示した。
 診療報酬、指導・監査に関する日歯の方向性について、髙木氏は高点個別指導と訪問診療の推進は政策矛盾を指摘し、「高点個別指導に関する基準については、保険者を含む検討会を立ち上げたい」と述べ、太田氏は、「平成18年度改正における理不尽な紙出しを早急に是正したい」とした。
 また、髙木氏は日歯の政治的な立ち位置について、「公益社団の会務においても政治を念頭に入れて進める必要がある」とし、太田氏は大阪府歯会長との兼務について、「現場の声を吸い上げるために、日歯会長就任後も大阪府歯会長職を兼務したい」と考えを明らかにした。

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