「口腔と全身の健康に関する多くのエビデンスを実際の政策に転換していくことが重要」、WHOの小川祐司歯科医官

 「世界会議2015」最終日の3月15日、大会終了後に行われた記者会見で、WHOの小川祐司歯科医官(写真左)が、世界会議の意義と今後のWHOにおける取り組みについて考えを示した。
 小川氏は、「高齢者の国際的な口腔保健の推進は、WHO国際口腔保健プログラムにおける重要課題の一つであり、世界会議の成果をスタンダードとして応用していきたい。今年WHOでは高齢者のエイジングを大きなテーマとしており、検討を進める上で東京宣言を具体的な内容として組み込めるよう取り組んでいく」と述べ、「口腔と全身の健康に関する多くのエビデンスを日本が輩出しているが、このエビデンスを実際の政策に転換していくことが重要」とした。

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