日本歯科技工所協会、第1回目の「ラボオーナーズサミットin東京」を開催

 日本歯科技工所協会(南部哲男理事長)主催による「2015ラボオーナーズサミットin東京」が6月27日、東京・丸の内のトラストシティカンファレンス丸の内で開催され、200名を超える歯科技工関係者が参加した。歯技協は全国の主要ラボ66社と賛助会員39社からなり、このたびラボ経営の健全化と人材不足が叫ばれる歯科技工業界の活性化を目指し、第1回のサミットを開催した。
 パネルディスカッションは「これからのラボ経営を考える」をテーマに、滋慶学園グループ総長の浮舟邦彦氏、和田精密歯研取締役会長の和田弘毅氏、民主党参議院議員の桜井充氏をパネリストに招いて行われ、歯科技工士を目指す若者が減少していることについて桜井氏から、「なぜ長時間労働なのか、なぜ低賃金なのか、などと自分の業界の愚痴を言うのはやめるべきではないか。入院中に入れ歯を外してしまうことによるリスクや、噛んで食べることと認知症予防の関係などが次々に明らかになっている。歯科技工の付加価値や、仕事のやりがいなどをもっと前面に出すべきではないか」と苦言が呈された。

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