都学歯の川本強会長が日学歯の不適正経理問題に言及―都歯科医師連盟・臨時評議員会

 第119回東京都歯科医師連盟臨時評議員会が9月29日、東京・市ヶ谷の歯科医師会館で開催された。高橋英登会長の冒頭の挨拶の後、来賓として出席した東京都学校歯科医会の川本強会長は、日本学校歯科医会の問題に言及し、以下のように述べた。

川本 平成25年7月に日本学校歯科医会の専務理事に就任したわずか2ヶ月後に元事務局長の会計不正が発覚し、多額の使途不明金が明らかになった。さらに75回全国大会の会計処理について決算の改ざんが指摘されて文部科学省から事情聴取を受け、本年度から日学歯が主催する全国大会への文科省の主催を下りる、補助金は出さない、文科省から講師・職員の派遣はしない、という大変厳しい処分となった。来年度の80回大会は東京都の主管だが、この状態が続くようであれば、本年10月に大会を開催する長野県のような大人の対応ができるかどうか危惧している。東京都から日学歯には6名もの役員が配されている。東京都が日学歯を改善していかなければならないという思いで、「膿みを出すときは出す」という覚悟でやっていくつもりである。

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