新潟県歯が堀憲郎氏の会長予備選挙出馬の記者会見を開催

 新潟県歯科医師会は東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷で11月4日、堀憲郎氏の日本歯科医師会会長予備選挙立候補の記者会見を開催した。推薦人を代表して新潟県歯の五十嵐治会長が今日までの経緯について説明し、全国応援世話人代表の大分県歯科医師会・長尾博道会長が推薦の弁を述べた。所信表明に立った堀氏は次のように述べた。

 現在、28年度改定は集中審議の段階に入っており、平成30年には医療と介護の同時改定などが行われる重要な時期を迎える。一刻も早く最低限のけじめを示し、歯科界が一丸となってこの議論の準備をしなければ、社会保障における歯科医療の存在意義はなくなると言っても過言ではない。新たに発足する執行部は、現在の混乱の収拾と信頼の回復が急務になる。その先にはわが国の人口減少が待っているが、歯科界はほとんど手つかずの状態である。さらに、早期に内部で議論すべき組織構造の課題もある。長らく歯科界が沈滞化している状況を活性化する、すなわち反転攻勢に向けて試みたい施策は数多くある。政策をマニフェスト等で明らかにし、会員と議論を深めていきたい。

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