中医協総会で「医科・歯科連携による栄養管理について」議題に意見交換

 中央社会保険医療協議会の第310回総会が11月4日、厚生労働省で開催された。議題「医科・歯科連携による栄養管理について」の中で、日本医師会の松本純一委員より、「歯科のない病院では、簡単な口腔清掃等については医師の指示により歯科衛生士を活用できないか」、同じく日本医師会の中川俊男委員より、「今回の栄養サポートチームに歯科医師が参画することを評価するという提案は、歯科のない病院も該当するのか」との意見が出た。
 これに対し日本歯科医師会常務理事の遠藤秀樹委員は、「歯科衛生士の活用については、常に歯科医師に帯同して活動しているわけではなく、歯科医師が患者の口腔内の状況について診査診断に基づき指示を出せば、ある程度自立した活動が可能である。ぜひ、歯科医師・歯科衛生士を連携医療の中で活用していただきたい」と意見を述べた。

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