国民医療を守るための総決起大会、日比谷公会堂で開催―国民医療推進協議会

 国民医療推進協議会主催による「国民医療を守るための総決起大会」が12月9日、東京・日比谷の日比谷公会堂で開催された。あいさつに立った日医の横倉義武会長は、「医療経済実態調査の結果でも明らかなように、多くの病院・診療所は大変苦しい経営状況にある。その中で来年度の診療報酬改定が厳しい内容となれば医療従事者の賃金上昇はかなわず、医療現場は疲弊し国民が必要かつ十分な医療・介護を受けることがかなわなくなる」とし、10月に開催した第12回総会で、安全と安心を約束する持続可能な社会保障制度の確立を求める国民の声を政府に届けることを目的とした国民医療を守るための国民運動の展開を満場一致で可決したことを明らかにした。
 つづく決意表明では日本歯科医師会の山科透会長、日本薬剤師会の山本信夫会長、日本看護協会の坂本すが会長の三氏がそれぞれ決意を語り、全日本病院協会の西澤寛俊会長が大会の決議案を読み上げ参加者の承認を得た。

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