中央社会保険医療協議会・第322回総会でかかりつけ歯科医機能について質疑

 厚生労働省で1月13日に中央社会保険医療協議会・第322回総会が行われ、かかりつけ歯科医機能について質疑が行われた。
 平川則男委員(日本労働組合総連合会)より、「かかりつけ歯科医の機能評価について十分な議論がなされていない。今改定で評価するのは時期尚早で、地域包括ケアの中で具体的な成果を出した上で整理する必要がある」との意見が出された。
 これに対し遠藤秀樹委員(日歯)は、「歯科では口腔機能の維持向上によって健康寿命の延伸やQОLの改善を目指して取り組んでいる。生涯を通じた継続的な口腔機能管理と医科歯科連携をさらに充実していく必要があり、徐々にではあるが効果が現れてきている。今後もかかりつけ歯科医機能が十分発揮できるよう対応していきたい」と考えを示した。

カテゴリー: 医療団体, 政治・行政   パーマリンク

コメントは受け付けていません。