「平成27年度歯科衛生推進フォーラム」を開催―日本歯科衛生士会

　日本歯科衛生士会による「平成27年度歯科衛生推進フォーラム」が2月14日、東京・丸の内のステーションコンファレンス東京で開催され、全国より100名を超える参加者が集まった。
　武井典子会長は、「歯科衛生士も地域に出て多職種連携を図り、歯科衛生士の専門性を発揮することが求められている。本フォーラムでは、厚生労働行政および保険医療福祉の動向に対応した知識、技能の修得と、地域歯科衛生活動の指導者を育成することを目的とする」と抱負を述べた。
　厚生労働省からは、医政局歯科保健課課長の鳥山佳則氏、同課長補佐の和田康志氏、老健局老人保健課歯科口腔保健推進室の秋野憲一氏が参加し講演を行った。秋野氏は私見として歯科衛生士に期待される役割について、終末期を含む在宅療養における訪問歯科指導と訪問指導および多職種連携への積極的な関与など４点を挙げ、「直接行う口腔ケアだけでなく地域の多職種の方に積極的にアドバイスしていただきたい」と述べた。