会員数1000名に近付く、都技メイト会員が増加―東京都歯科技工士会

 東京都歯科技工士会の平成28年度第4回社員総会が6月25日、東京・大塚の東京都歯科技工士会館で開催され、平成27年度事業経過報告の承認を求める件など全3議案が可決承認された。第3号議案では都技の資産運用について、公益事業を健全に継続するためには資産運用益を捻出することが必要とし、そのために委員会を立ち上げて検討を進めることが承認された。
 西澤隆廣会長は、「CAD/CAM冠の適用範囲が大臼歯まで広がり、デジタル技工への移行がさらに加速することが予測される。およそ9割を占める個人規模のラボがCAD/CAMシステムを導入するには無理があり、ラボの運営形態などを根本的に変えなければならなくなることを現実的に想定するべきであろう。会員数は都技メイト会員の増加によって1000名に近づいており、会員一人一人の意識が高まれば必ず結果に結びつくことを信じ、一層のご協力を賜りたい」と述べた。

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