日歯と歯科の学会・大学等の関連団体で「歯科医師専門性に関する協議会」を立ち上げ

 日本歯科医師会の定例記者会見が7月21日、東京・市ヶ谷の歯科医師会館で開催され、柳川忠廣副会長が「歯科医師専門性に関する協議会」を設置することを明らかにした。
 協議会の構成員は、日歯のほか日本歯科医学会連合、歯科医療振興財団、国公立大学歯学部長・病院長会議、日本私立歯科大学協会、歯学系学会協議会を予定。具体的な議論の内容は多岐にわたるが、まずどのような骨格とするかから検討を始める。協議する課題は新たな専門医制の検討や研修制度の評価規定などが挙げられているが、検討後に医科と同様の第三者機構的なものが必要であればその機能についてもこの協議会で話し合う。
 「第三者機構の設置が前提とは考えていない。偏った議論にならないよう日歯がチェックしながら協議会に臨むが、専門医制度が将来歯科医師を目指す若者が目標となるようなものにしたい」と考えを示した。

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