厚労省「第3回医療計画の見直しに関する検討会」歯科も本格的に議論に参戦

 日本歯科医師会の定例記者会見が7月21日、東京・市ヶ谷の歯科医師会館で開催され、佐藤保副会長が7月15日に厚労省が開催した「第3回医療計画の見直し等に関する検討会」について報告した。
 これまで医療介護総合確保に関する都道府県における議論では、病床の問題が多く語られ歯科は議論への参加が難しい状況だった。しかし、第3回検討会では地域包括ケアの推進と医療機能の分化・強化、連携に関する充実という観点から、「病床機能報告」において、歯科診療報酬から、①周術期口腔機能管理料Ⅱ、②周術期口腔機能管理料Ⅲ、③周術期口腔機能管理後手術加算の3項目、医科診療報酬から、①周術期口腔機能管理後手術加算、②栄養サポートチーム加算、の2項目が追加されたことを明らかにした。
 「これにより新たなデータが得られ、病院歯科や地域歯科医師会の関わりについて実態を把握することが可能になるものと思われ、意義あることと期待している」と述べた。

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