プレスセミナー「歯科医学・歯科医療から国民生活を考える」開催―日本私立歯科大学協会

 日本私立歯科大学協会主催による第6回プレスセミナー「歯科医学・歯科医療から国民生活を考える」が11月1日、東京・丸の内のコンファレンススクエア エムプラスで開催された。講演は、潜在患者が300万人以上といわれる「睡眠時無呼吸症候群」と、食べ物の好き嫌いを解明する「摂食行動を制御する脳科学」の2題をテーマに行われた。
 岩手医科大学歯学部の佐藤和朗教授は、「睡眠時無呼吸症候群には、中枢性、混合性、閉塞性などのタイプがあるが、歯科で行っているマウスピース(オーラルアプライアンス/OA)を用いて下顎を前方誘導する治療のターゲットは閉塞型のみである。患者毎に適切な治療を選択するためにはCPAPの使用や外科処置を視野に入れた医歯連携が不可欠」と述べた。

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