日本歯科大学校友会、「女性の会 D Muse 2017」を開催

 日本歯科大学校友会主催「女性の会 D Muse 2017」が4月9日、東京・九段下のホテルグランドパレスで開催され、約150名の女性歯科医師を主とする歯科関係者が参加した。講演会は口腔リハビリテーション多摩クリニックの田村文誉科長を講師に招き、『子どもの食と歯科とのかかわり』をテーマに行われた。
 田村氏は講演の中で、子どもの食べる機能を歯科の立場からどのように支援するかについて、母親の悩みと、相談を受けた歯科医師の認識にギャップがあることなどの課題を挙げ、「母親の育児に対する負担感はお子さんの障害の重さではなく、相談者の有無によるところが大きい。子どもの支援はすなわち養育者・保護者の支援であり、地域が支える仕組みが必要」とし、現在取り組んでいる「多摩小児在宅歯科医療連携ネット(たましょう歯ネット)」という地域連携の試みについて紹介した。

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