国内のマイクロスコープの販売台数は7000台超え―日本顕微鏡歯科学会

 日本顕微鏡歯科学会の第14回学術大会・総会が4月14日から3日間、東京・一ツ橋の一橋講堂で開催された。大会テーマは、〝A Leading bird of the flock〟(顕微鏡歯科が歯科全体を良い方向に導いていく)。プログラムは、シンポジウムとして『インプラントマイクロサージェリー』、『保存へのチャレンジ』の2題が行われたほか、一般講演、企業フォーラム、歯科衛生士セッションなど多岐にわたる内容となった。
 15日の開会式では辻本恭久学会長が、「マイクロスコープの積極的な活用が日本の歯科治療のレベルアップにつながることを期待する」と述べた。開会式に続いて行われた基調講演『顕微鏡が歯科をリードする』では、鈴木真名大会長が国内におけるマイクロスコープの販売台数が7000台を超えたことを報告。「マイクロスコープを用いた治療の目的としてはベーシックな治療を確実に行えることが重要であり、歯科医師の良心と考えている」と語った。

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