日本歯科医学会、「アジア歯科医療恊働」をテーマにシンポジウム開催

 日本歯科医学会主催のシンポジウムが、「これからの日本に求められるアジア歯科医療恊働〜アジアがいま願うこと、われわれが今できること〜」をテーマに4月23日、東京・市ヶ谷の歯科医師会館で開催された。
 冒頭の特別講演では、医療法人社団KNT理事長の北原茂実氏を講師に招き、『世界を救う新しい医療〜北原グループの挑戦〜』を演題に行われた。北原氏は2016年にカンボジアに救命センターを開設するまでの経緯を解説。これからの日本の医療の在り方について、「少子高齢化に伴う財政の悪化によって旧来の皆保険制度を維持することが困難であるにもかかわらず、まだ旧来の医療体系に固執することは誤り」と指摘し、新興国を対象に医療を輸出するシステムを構築することの必要性を示した。

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