花田信弘教授が講演、日本歯科医師連盟・記者懇談会

 日本歯科医師連盟は4月27日、東京・市ヶ谷のグランドヒル市ヶ谷で記者懇談会を開催した。歯科医療と歯科界の現状について正しい理解を周知したいという意図のもと、広く一般メディアを招いて行われる懇談会は今回で3回目となった。講演は鶴見大学探索歯学講座の花田信弘教授を招いて『歯科疾患とがん・糖尿病など生活習慣病に共通するリスク因子は何か?』をテーマに行われた。
 花田氏は、「歯科疾患と生活習慣病に共通するリスク因子は現在の食文化である」とし、「これまでの医療は悪くなってから膨大な医療費をかけて治療してきたが、歯科医院では生活習慣病の悪化を止めることができる。未病の段階で介入するのが歯科の役割」と歯科医療の意義を語った。

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