日本歯科医師会「レセックサービス」の提供継続をNTTデータと合意

 日本歯科医師会の定例記者会見が6月29日に歯科医師会館で開催された。報告では、杉山茂夫常務理事がレセプトソフト「レセックサービス」に関する今後の対応について次のように明らかにした。

杉山 平成28年2月にNTTデータからレセックサービスの運用に係る連絡文書が発出され、翌月発足した現執行部が今日まで対応を続けてきた。これまでに連絡協議会を3回、実務担当者レベルの調整会議を17回、執行部によるレセックボードを2回ひらいた結果、本年4月20日に日歯とNTTデータが覚書を交わした。その概要は次の通りである。
① 現行サービスの後継サービスへの継続条件について確認した。
② 現行サービスにおいてオプション契約としている一部サービスを、月額利用料金に含めることでさらなるサービス向上を目指す。
③ 次期サービスの月額利用料金を29,500円(税別)とする。
 この覚書をもとに基本契約を締結し、レセックサービスの継続について合意した。会員の先生の利便性を高める観点からの方策をNTTデータから提供していただいたが若干費用は上がることになる(現行19,800円/月)。

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