次期診療報酬改定に向け「正攻法の主張をしていく」―日歯連盟・高橋英登会長

 日本歯科医師連盟は10月27日、東京・市ヶ谷の歯科医師会館で定例記者会見を開催した。
 あいさつに立った高橋英登会長は次期診療報酬改定について、「非常に厳しい状況にあることは承知の上である。歯科医療費が2兆9000億円ほどであるのに対し、薬剤は7兆5000億円となり数年後には一般医科医療費を上回ると言われている。国民医療費が増大する中で、歯科医療が医療費全体の軽減につながるという正攻法の主張をしていくことが重要と考えている。マイナスシーリングとなっているのは明らかだが、どのようにして財源を確保するかがこれからの勝負である」と考えを示した。

カテゴリー: 医療団体, 政治・行政   パーマリンク

コメントは受け付けていません。