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平成29年度事業計画、生涯研修制度の改革案など提案―日本学校歯科医会

 日本学校歯科医会の加盟団体長会が2月15日、東京・市ヶ谷の歯科医師会館で開催された。報告の中で「公益法人に向けた諸問題検証委員会」の三塚憲二委員長は、「答申の中には公益法人化後も検討を重ねるべき事項がある。決して絵に描いた餅とならぬよう、さらに社会性を持った責任ある組織を構築し、組織力の強化を図ることを提言する」と述べた。  平成29年度事業計画では学校歯科医生涯研修制度の提案が示された。主なポイントは、基礎研修修了証の有効期間を7年間から10年間にすること、教育指導要領の改定に対応するため新たに更新研修を設けることなどである。  質疑では蓮池芳浩会長(石川県)より、「これまでに説明された事業案や予算案は、定款や諸規則を変えることを前提にしていることが不思議でならない。事業や予算を立てる際には現行の定款・諸規則に則った計画であることが本当ではないか。そのあたりがルーズになっている印象がある」との意見が挙った。

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