日別アーカイブ: 2017年5月31日

東京オリンピック・パラリンピックの歯科サポート体制の全体像示す―都道府県会長会議

 日本歯科医師会の第124回都道府県会長会議が5月26日、歯科医師会館で開催され、各担当所管より報告が行われた。  小林慶太常務理事は、東京オリンピック・パラリンピックへの対応について、サポート体制の全体像を示し、会期中に設置運営するポリクリニックの課題として、①歯科治療、②マウスガード作成(600個)、③歯科診療設備の検討(診療台8台等)、④スタッフ管理、⑤歯科器材材料の手配管理、⑥歯科大学・歯学部大学病院との連携、の6点を挙げた。  瀬古口精良常務理事は、国による地方創生の取り組みの一環として、地域において法人病院がグループ化して機能分担と業務の連携を図る「地域医療連携推進法人制度(仮称)」が本年4月より進められていることを報告。全国ですでに4件が設立されているが、いずれにも歯科が参画していないため各県で情報収集に努めることを要望した。

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