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日本学校歯科医会・川本強会長、執行部として3つの課題挙げる

 日本学校歯科医会の第93回臨時総会が9月20日、東京・市ヶ谷の歯科医師会館で開催された。川本強会長は執行部の課題として、学校歯科医が児童・生徒から慕い敬われる存在となること、そのために必要な教材・資料を速やかに作成すること、明るくクリーンな事務局運営の3点を挙げた。議事は全3議案が可決承認され、第1号議案「総会議長・副議長の選出の件」では、議長に森永和男代表会員(茨城県)が選出された。  協議では、吉川伸代表会員(大阪府)が元事務局長による使途不明金の全容解明を求めたことについて、川本会長は、「手綱を緩めず解明を目指す」と述べた。続いて花野信子弁護士が、「告訴状は2016年7月21日に警視庁に受理されたが本年1月後半になってようやく着手する旨の連絡があり、現在、一丸となって捜査に協力していることをご理解いただきたい」と述べた。  その他の協議では、森田健司代表会員(兵庫県)より、兵庫県姫路市で学校健診時に抜歯が行われた問題について、「健診の主旨を逸脱した行為が許されるものではない。出血があった児童に対し保護者の了解を得た上で血液検査等の検査を進めている。大変申し訳なく思っている」と述べた。

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