日別アーカイブ: 2017年10月11日

江東区で「歯ッピー入れ歯デー2017」を開催―日本歯科技工士会

 日本歯科技工士会主催による「歯ッピー入れ歯デー2017」が10月8日、『超高齢社会の〝食〟と〝笑い〟を支える歯科医療』をテーマに、東京・東陽町の江東区文化センターで開催された。  市民公開講座では、「お口元気で〝フレイル〟(活力低下)を予防しよう!」(日本歯科衛生士会・武井典子会長)、「知ってほしい 僕たちのこと〜歯と入れ歯の話〜」(日本歯科大学大学院生命歯学研究科・菊谷武教授)などが行われた。  講演後のトークセッションで菊谷氏は、「将来3人に1人が高齢者になり歯を残すことが当たり前の時代になった時、歯の欠損など器質障害性の咀嚼障害はむしろ増えていく。運動機能を補うための新しい入れ歯を広く提供するために、歯科医師と歯科技工士が連携していくことが重要」と考えを述べた。  また、義歯のあり方については、「入れ歯は両手を使わなければ洗うことができない。入れ歯を設計する際に片手で外せることを考える必要もある」とした。

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