月別アーカイブ: 9月 2019

新役員就任披露パーティー、安部首相はじめ自民党の大物議員が続々登壇―日本歯科医師会

 日本歯科医師会の堀憲郎会長による3期目の執行部が日歯代議員会で承認を受け発足。新役員の就任披露パーティーが9月12日、東京・紀尾井町のホテルニューオータニ「鳳凰の間」で約700名の関係者が参集して盛大に開催された。  堀会長の主催者あいさつに続いて、来賓として出席した多数の国会議員、自民党主要関係者が次々に登壇。大島理森衆議院議長を皮切りに、加藤勝信厚生労働大臣、二階俊博幹事長、岸田文雄政務調査会長、下村博文選挙対策委員長らが次々に祝辞を述べ、乾杯後には安倍晋三首相も駆けつけた。

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近畿北陸地区歯科医師会・歯科医師連盟役員合同連絡協議会、和歌山で開催

 日本歯科医師会の、「令和元年度近畿北陸地区歯科医師会・歯科医師連盟役員合同連絡協議会」が8月31日、和歌山県和歌山市のホテルアバローム紀の国「孔雀の間」で開催された。  当番県の和歌山県歯科医師会を代表して中西孝紀会長があいさつに立ち、「国の政策の根源となる骨太の方針の中に、長年の懸案であった歯科の文言が2017年、2018年に続いて2019年にはさらに充実した内容が明記された。骨太の方針が始まった当時、経済財政諮問会議は医療費抑制策として毎年医療費減額の目標値を掲げ、その何割かを歯科が負うという不遇な時期があった。厳しい時代の骨太の方針を知るわれわれにとって極めて画期的なことであり、堀執行部の尽力にまず感謝申し上げたい」と述べた。  協議では、歯科界が現在直面して対応を求められている課題として、 ▼高齢者の保健事業と介護予防の一体化について ▼歯科技工士・歯科衛生士の養成確保を目的とした修学資金貸与制度の創設について ▼歯科診療所の二極化について ▼歯科健診の充実について …の4題について、提案理由及び追加発言等ののち、日歯執行部の担当所管から見解が示された。

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月刊 『DENTAL VISION』 2019年9月号を発刊しました

◆特集/認知症患者との向き合い方 ―求められる歯科医院の対応力向上、栄養士会の取り組み ◇「認知症対策」日本歯科医師会の役割と将来展望  (公社)日本歯科医師会・小玉剛 常務理事/尾松素樹 常務理事 ◇栄養士会の新たな取り組み  認知症発症リスクを抑える「和食+野菜+牛乳」  (公社)東京都栄養士会・西村一弘 会長 ◇歯科医師は認知症にどう向き合えばよいか  元日本歯科医師会会長・大久保満男 ◆メッセージ  近畿北陸地区歯科医師会・歯科医師連盟役員合同連絡協議会  (一社)和歌山県歯科医師会・中西孝紀 会長 ◆TOPICS ◇「歯科医師の勤務実態等の調査報告」勤務医の労働条件に課題/日本歯科医師会 ◇高橋会長の信任投票求める動議の議案化を投票で否決/日本歯科医師連盟 ◇医療事故を防ぐ「骨吸収抑制薬投与中シール」で医療連携/山口県歯科医師会 ◇第51回オールデンタルは九州歯科大学が総合優勝、他 ◆ 巻末カラー ◇現役歯科美女図鑑/鈴木絵里さん ◇アラデンカルチャークラブ/植松一郎さん ◇編集部突撃レポート/第5回エンディング産業展 ◇緑風荘病院管理栄養士の食支援日記/社会福祉法人緑風会 ご購入はこちら(シエン社の該当ページ)

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栄養士による居宅療養管理指導や歯科医師会による栄養ケアステーション等について見解

 日本歯科医師会の定例記者会見が8月29日、東京・市ヶ谷の歯科医師会館で開催された。質疑では、8月21日開催の第2回歯科ビジョン検討会の中で、日本栄養士会の迫和子専務理事より、「ケースによっては管理栄養士による居宅療養管理指導を歯科医師の指導のもとに行うことを可能にする」旨の提案がなされたことについて見解が求められた。  この点について小玉剛常務理事は、「昭和22年制定の栄養士法第5条に明記された定めにより、現状では歯科医師の指示による指導は認められていない。ただし、現在厚労省が進めている「高齢者の保健事業と介護予防の一体化」における「通いの場」の議論や、歯科診療所が実際に管理栄養士を雇用して様々な働きかけを実施している事例もある。迫先生がひとつの提案として示した歯科医師会による栄養ケアステーションの運用も前向きに検討していきたい」と述べた。

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『高橋英登会長の信任投票を求める動議』出るも投票で否決―日本歯科医師連盟

 日本歯科医師連盟の第138回臨時評議員会が8月22日、東京・市ヶ谷で開催された。今夏の参院選比例代表選挙で支援した自民党の比嘉奈津美候補が落選したことを受け、高橋英登会長は7月25日の臨時記者会見の席で、「勝手に自分で出処進退を決めるというのは組織論としておかしいという意見もあり、最高議決機関である評議員会に委ねることがルール」と述べ、当初予定した9月22日を前倒ししてこの日の開催となった。  質疑では、選挙結果に関する責任を問う声、現執行部を支持する意見などが相次いだが、動議書『高橋英登会長の信任投票を求める動議』および、要求書『「高橋英登会長の信任投票を求める動議」についての採決方法に関する要求書』について書類の精査が行われたのち、動議を議案とするか否かについての投票が行われた。  結果は投票総数71票のうち「動議を議案にする」30票、「動議を議案にしない」41票となり、過半数に満たず否決された。  評議員会終了後の記者会見で高橋会長は、「十分評議員の意見を聞いたと思うか」との問いに対し、「落選の責任を求める意見だけでなく、短期間であれだけ票を集めたという評価の声もあった。辞めることだけが責任の取り方ではないし、気持ちが揺らいだ時期もあったが公的な場面で辞めると言ったことは一度もない」と述べた。

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