月別アーカイブ: 2月 2020

日本学校歯科医会―元事務局長に対する刑事告訴、「不起訴維持」に

 日本学校歯科医会の令和元年度加盟団体長会が2月19日、歯科医師会館で開催された。  報告の中で、長沼善美専務理事が元事務局長に対する刑事告訴について、令和元年10月24日に「不起訴維持」となったことを明らかにした。  平成25年に多額の使途不明金の存在が明らかになり平成28年7月に当時の事務局長の刑事告訴に踏み切ったが、平成31年2月に東京地検が不起訴処分。不服申立ての結果「不起訴不当」として捜査が再開したが、令和元年10月に「不起訴維持」が決定した。不起訴の理由は多額の使途不明金のどの金額が業務上横領に当たるのか紐付けできず被害金額が特定できないため。民事訴訟については被害金額を回収できる見込みがなく起訴する予定はない。

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日本歯科医学会、西原達次氏ほか六氏に会長賞

 日本歯科医学会の第102回評議員会が2月17日に歯科医師会館で開催された。議事は第1号議案「令和2年度日本歯科医学会事業計画」など3議案が協議ののちすべて可決承認された。 報告に先立って行われた令和元年度日本歯科医学会会長賞授賞式では、研究部門は西原達次氏(九州歯科大学理事長・学長)、矢谷博文氏(大阪大学大学院歯学研究科教授)、山崎和久氏(新潟大学大学院歯学研究科教授)の三氏、教育部門は石井拓男氏(東京歯科大学短期大学学長)、櫻井薫氏(東京歯科大学名誉教授)、前田伸子氏(鶴見大学名誉教授薦※故人)の三氏が選ばれ表彰を受けた。  なお、地域歯科医療部門では、砂川英樹氏(沖縄県歯科医師会会員)が、長年にわたる地域の歯科保健衛生の向上に対する功労が認められ表彰を受けた。

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初診料10点引き上げ―令和2年度診療報酬改定の答申で日歯が臨時記者会見

 日本歯科医師会は、中央社会保険医療協議会が2月7日に令和2年度診療報酬改定を答申したことを受け、同日に歯科医師会館で臨時記者会見を開催した。  大きな改正点としては、安心・安全で良質的な歯科医療を継続的に提供するために、初診料10点、再診料2点引き上げ。医療従事者すべての感染予防対策にかかる研修を7月の施設基準に定例報告することで見直しが行われた。また、新たな検査は「小児口唇閉鎖力検査」100点、「睡眠時歯科筋電図検査」580点が保険収載。手術においては抜歯等手術に係る麻酔薬剤料の算定ができるようになった。歯冠修復・欠損補綴では、「咬合印象」140点新設、「レジンインレー」20点引き上げ、「有床義歯修理」12点引き上げ、「CAD/CAM冠」が上顎第一大臼歯に適用拡大されるなど、多くの項目で所定点数が見直された。

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月刊 『DENTAL VISION』 2020年2月号を発刊しました

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