日別アーカイブ: 2021年11月4日

日本歯科医師連盟、山田宏議員と比嘉奈津美議員を顧問に

 日本歯科医師連盟の定例記者会見が10月29日に歯科医師会館で開催された。報告では浦田健二理事長が、同日午後の第144回臨時評議員会および前日の第6回理事会で行われた協議内容について、評議員会議長に藤田一雄氏(北海道)、副議長に山下智氏(新潟県)が選出されたこと、山田宏議員と比嘉奈津美議員の二人が顧問に決まったことを明らかにした。  10月31日に投開票された衆議院選挙では、自民党の比例代表名簿に3名の歯科医師が搭載されていた。高橋英登会長はあいさつの中で、「与党に極めて厳しい状況にあり特に都市部で苦戦が続いている。小選挙区で勝利すればよいが、東京などはもし5〜6名が比例で復活ということにでもなれば当選は難しい」と話したように、3名のうち当選を果たしたのは北海道ブロックで4期目を目指していた渡辺孝一前衆議院議員のみとなった。

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専門医制度、「保存・補綴・インプラント・歯科矯正・総合」を議論の俎上にー日本歯科医師会

 日本歯科医師会の定例記者会見が10月28日、東京・市ヶ谷の歯科医師会館で開催された。質疑の中で、歯科医師の専門医制度に関するその後の進捗状況について報告が求められた。  この点について柳川忠廣副会長は、「専門医制度を議論する場は平成30年4月に設置された日本歯科専門医機構(以下、「機構」)に移っている」とした上で、今後は、保存、補綴、インプラント、歯科矯正、そしていわゆる「総合」と言われる5分野が議論の俎上に上がることを明らかにした。  柳川副会長は「決定までのプロセスには、それぞれの学会の合意と、機構の合意、さらに厚生労働省と日本歯科医師会の基本的な考え方がある。ただし、われわれが学会に異論を唱えることはない」と考えを述べた。

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