日別アーカイブ: 2023年2月8日

日本歯科医師会会長選挙特集 次期リーダーへの道(8)政策の論点 会長選挙制度改革

 投票用紙は2月3日に発送されたので、すでに全国の選挙人の先生方の手元に届いているはず。投票の締切は2月14日(火)で当日開票される。いずれの候補者の政策がこれからの日本歯科医師会のあり方にふさわしいのか、真剣に検討していただくことが望まれる。  さる2月5日には、小林慶太氏が2回目のZOOM配信で自身の政策を発表し、チャットの質問に答えた。テーマは国民皆歯科健診の方向性と、日歯会長選挙のあり方について。選挙制度は日歯会員による全員投票を目標とした場合の方向性が提案された。デジタル技術の普及によって「郵送費用がかかるからできない」という理由はもう通用しない。全員投票方式は未入会対策にも効果があるのではないか。  選挙運動は佳境にある。高橋英登氏は手弁当で全国の選挙人をまわり、柳川忠廣氏は多くの支援を受けて電話によるきめ細かいPRを展開していると伝え聞く。その一方で、小林氏のネット選挙活動がいったいどれくらいの支持を集めることができるのか。その結果次第では、今後の日歯会長選挙のあり方が大きく変わるかもしれない。

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