タグ別アーカイブ: 日本医師会

日本医師会が「赤ひげ大賞」を創設

 日本医師会は、同会と産経新聞社が主催し、ジャパンワクチン(株)が特別協賛となる「日本医師会 赤ひげ大賞」を創設することを発表した。  対象は、「地域医療の現場で住民が安心して生活を送れるようなまちづくりに寄り添った活動を長年にわたり行っている医師」で、各都道府県医師会会長が1名ずつ推薦する。選考は、同会役員に第三者を交えた選考委員会で行い、受賞者には賞状、記念品と副賞として100万円が贈られるという。第1回は、本年12月に選考会を行い受賞者は産経新聞紙上で発表、2013年3月に都内のホテルにて授賞式を行う予定としている。

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日本医師会が厚生労働省公表の「社会保障に関する国民意識調査」を痛烈に批判

 日本医師会が、厚生労働省が公表した「社会保障に関する国民意識調査」及びこれを引用した「厚生労働白書」を痛烈に批判している。  同会が特に批判しているのは、「社会保障に関する国民意識調査」の中にある「所得の高い人は、所得の低い人よりも、医療費を多く払って、よりよい医療サービスを受けられる」ことをどう考えるかという設問。調査結果では、「正しい」「どちらかといえば正しい」の合計が49.6%で半数近くに達し、他の先進諸国よりも高い比率を示している。日本医師会は同調査の調査対象(マクロミルのネットリサーチ登録者)や国際比較における手法等に多くの問題があるにもかかわらず、厚生労働省が責任回避的な分析を行い、国民が所得格差による医療格差を容認しているという結果を強調しているとしている。さらに、この調査結果を白書に盛り込んでいることについて、公的医療保険の給付範囲縮小にむけて調査結果が恣意的に活用されたものと考えざるを得ないとしている。 厚生労働省のホームページ 厚生労働省「社会保障に関する国民意識調査」について(日本医師会).pdf

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国民医療推進協議会が、TPP参加反対総決起大会を開催

 日本医師会や歯科の主要3団体も加盟する国民医療推進協議会は、4月18日、日本医師会館(東京都文京区)で、「TPP参加反対総決起大会」を開催した。当日の参加は約800名、複数の国会議員も参加し、TPP交渉参加に断固反対する旨の決議を採択した。  医療系団体は当初、TPPへの参加そのものに反対するのではなく、国民皆保険の堅持等の確約を政府に求めるという立場をとっていたが、日本医師会が交渉への参加そのものに反対する方針に転じたことを受けて、今回の決議では明確に反対の意思を表明することとなった模様だ。 国民医療推進協議会決議20120418.pdf

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日本医師会、4月1日の代議員会で新会長に横倉義武氏を選出

 日本医師会は4月1日、第126回定例代議員会を開催し、会長、副会長等、新役員の選挙を行った。投票の結果、新会長には横倉義武氏が当選し、再選を目指した原中勝征氏は決戦投票で敗退した。副会長は、羽生田俊氏、中川俊男氏、今村聡氏の三氏が当選、その他、常任理事10名も選出された。  会長選の投票の結果は下記の通り。 ▼会長選 < 一回目>  森 洋一 65票 / 横倉義武 154票 / 原中勝征 137票 / 無効票 1票  ◎横倉義武 192票 / 原中勝征 164票 / 無効票 1票 日本医師会のホームページ

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第1回日本医療小説大賞は、帚木蓬生氏の『蠅の帝国』と『蛍の航跡』

 日本医師会が新潮社の協力を得て主催した「日本医療小説大賞」の第1回受賞作品が決定した。  受賞作品は『蠅の帝国 軍医たちの黙示録』『蛍の航跡 軍医たちの黙示録』で、前者は2011年7月、後者は11月に新潮社より刊行されている。作者は帚木蓬生(ははきぎ ほうせい)氏で、東京大学仏文科卒業後、TBSに勤務、同社退職後、九州大学医学部を経て、現在は精神科医。過去に、『三たびの海峡』で吉川英治文学新人賞、『閉鎖病棟』で山本周五郎賞を受賞している。  授賞式は5月24日(木)午後6時より帝国ホテルで行われ、記念品と副賞100万円が贈られる。 第1回日本医療小説大賞受賞作決定のお知らせ.pdf 新潮社のホームページ

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