奥山眞紀子氏が『親子関係と子ども虐待』テーマに特別講演―日本歯科医師会公開フォーラム

 日本歯科医師会公開フォーラム『多職種による母子保健の推進』が5月20日、歯科医師会館で開催され、医療・介護・福祉関係者、行政関係者など約200名が参加した。冒頭の特別講演は、国立成育医療研究センター特命副院長で「こころの診療部」部長を務める奥山眞紀子氏が登壇し、『親子関係と子ども虐待』をテーマに行われた。
 奥山氏は、「子どもへの虐待は、うつ病や薬物依存など長期的な精神障害をもたらすだけでなく、逆境的小児期体験(ACEs)と呼ばれる身体的なリスクがある」とし、具体的なACEsとして、①身体的虐待、②性虐待、③心理的虐待、④身体的ネグレクト、⑤情緒的ネグレクト、⑥母親の暴力的な扱い、⑦家庭に物質乱用者がいる、⑧家庭に精神疾患の人がいる、⑨親の別居や離婚、⑩家庭に収監された人がいる、の10項目のうち6項目該当する人は、そうでない人に比べて寿命が20年近く短いというショッキングなデータを紹介した。
 「大切なのは、妊娠期からの支援、子ども家庭支援、自立支援のサイクルによって虐待が世代間で連鎖するのを防ぐこと。ケアのサイクルを構築することが必要」と結論づけた。

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月刊 『DENTAL VISION』 2018年5月号を発刊しました

◆特集/あなたもタバコがやめられる
―禁煙治療の最前線と歯科の関り方―
◇喫煙率は年々低下、厳しさ増す受動喫煙を見る目
 /編集部
◇禁煙体験1/終活の時には極上の葉巻をふかしたい
 /こやた歯科医院/小谷田宏 院長
◇禁煙体験1/忘れられない山頂での一服
 /市川矯正歯科医院・市川和博 会長
◇内科禁煙外来による治療とバレニクリンの効果
 /東京歯科大学水道橋病院禁煙外来・仁科牧子 内科医

◆メッセージ
 28課題の取り組み進み、残る16課題の解決目指す!
 日本歯科医師会/堀 憲郎 会長

◆Monthly Topics
◇逆風も与党政権支えるスタンスに変わりなし/日本歯科医師連名
◇中学校「学習指導要領の解説」に歯科保健教育/日本学校歯科医会
◇平成30年度診療報酬改定・歯科診療報酬点数表の疑義解釈 ほか

◆巻末カラー
◇現役歯科美女図鑑/川野 麻子さん
◇アラデンCultureClub/「タンゴダンサー」加藤 学さん
◇編集部突撃レポート/Medtec Japan 2018、ロボット&機器開発展
◇緑風荘病院管理栄養士の食支援日記/社会福祉法人緑風会

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東京都女性歯科医師の会、新会長に髙野博子氏を選任

 平成30年度東京都女性歯科医師の会総会・講演会が4月22日、ホテル椿山荘東京で開催された。発足から8年目を迎え会員数は300名を超えた。
 総会では平成29年度収支決算など全5議案が協議ののち可決承認された。第5号議案では「東京都女性歯科医師の会会長改選の件」が諮られ、髙野博子氏が新会長に選任された。髙野氏は、「歴代の会長の意志を継ぎ、会員に笑顔を届けられる会を目指したい」と抱負を述べた。竹内千惠会長は監事として引き続き会務にあたる。

※平成30年度新役員(敬称略)
▼会長/髙野 博子▼副会長/伊藤 明子・東川 輝子・中村 文子・藤岡 万里・小笠原 聖子▼総務/伊藤 智加・大橋 美保・岩立 雅子・名生 幸恵・星野 睦代、▼会計/佐々木 晃子、大石 菜穂子・平澤 詩子▼名簿管理/佐藤 雅子・小野寺 美香子▼渉外/前島 美佳・三宅ゆかり▼監事/橋本 洋子・竹内 千惠▼顧問/岡部 浩子・山田 茂子・難波 みち子。

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中学校『学習指導要領の解説』に歯科保健教育が記載―日本学校歯科医会

 日本学校歯科医会の平成30年度記者会見が4月18日、東京・市ヶ谷の歯科医師会館で開催された。
 川本強会長は冒頭のあいさつの中で、中学校の保健教育について、「かねてより文科省に対し、中学校の教科書の中に歯科保健に関する内容を取り入れていただくよう要望を続けてきたが、このたび『学習指導要領の解説』に歯科保健教育が記載されることになった」とし、小・中・高、それぞれの発達段階において途切れることなく、歯科を通して生きる力を育む健康教育が可能となったことを明らかにした。

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歯科技工士のための診療報酬改定講習会を開催―東京都歯科技工士会

 東京都歯科技工士会は4月15日、フクラシア浜松町(東京都港区)で『平成30年度診療報酬改定講習会』を開催。清水潤一氏(日本歯科技工士会常務理事、大阪府歯科技工士会会長)を講師に招き、歯科技工に関連する改定項目について解説した。
 清水氏は「これまで日本歯科技工士会は製作技工に要する費用を確保するための働きかけを続けてきたが、個々の歯科技工士も心がけなければならないことがある」とし、①歯科技工士も診療報酬の仕組みに関する正しい知識を身につけるよう努めること、②費用割合〝7対3〟の7が歯科技工料の〝天井〟と誤解しないこと、③適正な歯科技工料を求めるためには不必要な値引きを行わないこと、などを指摘した。
 具体例として、小臼歯のCAD/CAM冠が保険導入されて1年目の歯科技工料の実態価格は1200点のほぼ7割にあたる8,400円だったが、その後、技工料金の値崩れが起こるとともに、保険点数が引き下げられる結果を招いている。

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