DMFは0.82まで低下、今後は口の中を通して全身の健康へと視野を広げる必要―日本学校歯科医会

 日本学校歯科医会の第94回臨時総会が3月28日、歯科医師会館で開催され、8題の事前質問が協議されるなど活発な質疑が行われた。あいさつに立った川本強会長は次のように述べた。

川本  数十年前、児童・生徒の歯と口腔を取り巻く環境は〝むし歯の洪水時代〟と呼ばれていた。当時は、「2000年にDMFが3を切れば良いだろう」などと言われていたが、直近のデータによればDMFは0.82となり、ついに1を切ることとなった。これは夢のような話であるが、今後、われわれはむし歯を見るよりも、口の中を通して全身の健康へと視野を広げていくことが求められる。本会もさらに大きな目標を掲げる必要があり、会員とともに新たなターゲットを定めていきたい。

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8020運動の30周年記念事業で映画を製作、来年初頭の公開目指す―8020推進財団

 8020推進財団の第14回評議員会が3月22日、歯科医師会館内・東京都歯科医師会会議室で行われた。
 会務報告では、8020運動が本年30周年を迎え、種々の記念事業を開催することを決定し、歯科医療の意義を広く啓発することを目的とする映画製作を行うことを明らかにした。本年11月8日(いい歯の日)に一般試写、来年初頭の公開を目指す。
 議事に移り、第1号議案「評議員辞任に伴う後任評議員の選任」では、後任評議員として、砂川稔氏(千葉県歯科医師会会長)、山崎一男氏(東京都歯科医師会会長)、熊澤榮三氏(福岡県歯科医師会会長)、岡林一登氏(ロッテ広報部渉外室室長)、大槻秀彦氏(サンスターオーラルケアカンパニー医科歯科営業部学術担当部長)の5氏が新たに選任された。
 第2号議案「理事辞任に伴う後任理事の選任」では、湯浅徹氏(サンスターオーラルケアカンパニー医科歯科営業部部長)が理事に選任された。

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岐阜県歯科医師会、坂井浩氏の叙勲受章等を祝い祝賀会を開催

 岐阜県歯科医師会の「第49回高齢会員顕彰会並びに岐阜県歯科関係諸表彰式」、「平成29年度叙勲受章・大臣表彰等受賞会員祝賀会並びに会員懇談会」が3月21日、岐阜グランドホテルで開催された。叙勲受章、大臣表彰、日本歯科医師会会長表彰の受章者が披露され、阿部義和会長が祝辞を述べた。
 叙勲受章者、大臣表彰等受章者は次の通り。敬称略。

▼ 旭日双光章/坂井 浩(岐阜市歯科医師会)
▼ 文部科学大臣表彰/菱川清太郎(可児歯科医師会)
▼ 厚生労働大臣表彰/古田孝彦(美濃歯科医師会)、大野均(各務原歯科医師会)
▼ 日本歯科医師会会長表彰/松村康正(加茂歯科医師会)

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第111回歯科医師国家試験、合格者数2,039人で大台回復も合格率は64.5%で厳しい状況続く

 3月19日、第111回歯科医師国家試験の合否結果が厚生労働省および地方厚生局にて発表された。出願者数は3,721人、受験者数は3,159人、合格者数は2,039人で、2年ぶりに2,000人の大台を回復したものの、新卒・既卒合計の全体合格率は64.5%(前回65.0%)と前回より低下した。新卒のみの合格率は77.9%(前回76.9%)だった。
 男女別合格者数は男性1,162人、女性877人で女性が43.0%を占め、過去最多を記録した。合格率でも男性60.4%に対し、女性71.0%と女性優位が続いている。
 学校別では、東京歯科大学が新卒・既卒合計で95.0%、東京医科歯科大学が92.7%で続いた。新卒のみの合格率は東京歯科大学と東京歯科歯科大学が96.1%で並んだ。

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元日歯会長・大久保満男氏の旭日重光章受章祝賀会、ホテルニューオータニで開催

 元日本歯科医師会会長の大久保満男氏の旭日重光章受章祝賀会が2月24日、東京・紀尾井町のホテルニューオータニ「鳳凰の間」で開催され、約200名が参集して大久保氏の叙勲を祝った。謝辞に立った大久保氏はこれまでの足跡を振り返り、次のように述べた。

大久保 平成18年に日歯会長に就任した時は大きな事件の後のことで、大久保執行部は真冬の暴風雨の中に船出をする船のような状況でした。一番心に響いたのは、地域の若い先生から、「歯科医師であることに誇りも希望も持てない」と言われたこと。そこで、「生きる力を支える歯科医療」をテーマに掲げ、歯科の臨・学・産という同じ船に乗り合わせた全てのクルーが同じ思いでそれぞれの役割を果たす総力戦でいこうと申し上げました。
 そのような状況の中では理想を語らざるを得ない。おそらく、「大久保は現実よりも理想を語りすぎる」と言われたであろうと思っていますが、多くの会員の理解を得て9年間会長を務めることができました。
 本当に嬉しいことは皆様方と出会えたことです。私が48年間、歯科医師会に関わっていなかったら皆様と人生の中で交わることはなかったでありましょう。皆様方に心から御礼申し上げ、私からの謝辞と致します。本当にありがとうございました。

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