大韓歯科医師協会と協力関係構築に向けた覚書―日本歯科医師会

 日本歯科医師会は5月24日、歯科医師会館で定例記者会見を開催した。
 あいさつに立った堀憲郎会長は、大韓歯科医師協会と『歯科医療の発展に向けた公益社団法人日本歯科医師会と大韓歯科医師協会の協力関係構築に向けた覚書』を締結したことを明らかにした。内容は2項目。

①両会は、未来志向に基づき、歯科医療の充実、向上に向けての協力関係の構築を目指す。
②両会は、本覚書の目的に沿った議論の場を設置し活用する。

 5月13日にソウルの大韓歯科医師協会を訪問し、キム・チョルス会長を始めとする役員と面会して今後の歯科界発展のための意見交換を行うとともに、覚書への署名を行った。
 本会では一昨年2月に立ち上げた国際貢献・国際協力のための国際戦略検討ボードの方針のもと、特にアジア地域における連携協力を推進してきた。このたびの覚書の締結は、その第一歩として意義あることと考えている。引き続き国際社会における歯科医療、オーラルヘルスケアを含めた多くの分野で貢献することを目指していきたい。

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認知症患者の義歯治療ガイドライン作成に向けパネル会議―日本老年歯科医学会

 日本老年歯科医学会は5月23日、東京・水道橋の東京歯科大学で、「認知症患者の義歯治療ガイドライン」作成のための最終公開パネル会議を開催した。
 櫻井薫理事長は、パネル会議開催までの経緯について、「2014年の理事長就任当時、2025年に認知症患者は700万人に達するだろうといわれ、翌年国は新オレンジプランを明らかにした。このような状況の中で、本学会は認知症患者のための歯科診療および対応に関する立場表明を明らかにし、使命の一つとして診療ガイドラインを作成することとした。本日はその中で特に疑問が多かった義歯について、患者側及び介護関係者をパネラーに招き、広く意見を伺うこととした」と述べた。
 パネル会議には、ガイドライン委員会委員として田村文誉教授(日本歯科大学)、服部佳功教授(東北大学)、東京都健康長寿医療センター研究所から平野浩彦氏らが出席。さらに、義歯を使用している患者、認知症患者の家族、高齢者施設勤務の介護関係者らが参加し、10件の臨床上の課題について活発に意見が述べられた。

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奥山眞紀子氏が『親子関係と子ども虐待』テーマに特別講演―日本歯科医師会公開フォーラム

 日本歯科医師会公開フォーラム『多職種による母子保健の推進』が5月20日、歯科医師会館で開催され、医療・介護・福祉関係者、行政関係者など約200名が参加した。冒頭の特別講演は、国立成育医療研究センター特命副院長で「こころの診療部」部長を務める奥山眞紀子氏が登壇し、『親子関係と子ども虐待』をテーマに行われた。
 奥山氏は、「子どもへの虐待は、うつ病や薬物依存など長期的な精神障害をもたらすだけでなく、逆境的小児期体験(ACEs)と呼ばれる身体的なリスクがある」とし、具体的なACEsとして、①身体的虐待、②性虐待、③心理的虐待、④身体的ネグレクト、⑤情緒的ネグレクト、⑥母親の暴力的な扱い、⑦家庭に物質乱用者がいる、⑧家庭に精神疾患の人がいる、⑨親の別居や離婚、⑩家庭に収監された人がいる、の10項目のうち6項目該当する人は、そうでない人に比べて寿命が20年近く短いというショッキングなデータを紹介した。
 「大切なのは、妊娠期からの支援、子ども家庭支援、自立支援のサイクルによって虐待が世代間で連鎖するのを防ぐこと。ケアのサイクルを構築することが必要」と結論づけた。

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月刊 『DENTAL VISION』 2018年5月号を発刊しました

◆特集/あなたもタバコがやめられる
―禁煙治療の最前線と歯科の関り方―
◇喫煙率は年々低下、厳しさ増す受動喫煙を見る目
 /編集部
◇禁煙体験1/終活の時には極上の葉巻をふかしたい
 /こやた歯科医院/小谷田宏 院長
◇禁煙体験1/忘れられない山頂での一服
 /市川矯正歯科医院・市川和博 会長
◇内科禁煙外来による治療とバレニクリンの効果
 /東京歯科大学水道橋病院禁煙外来・仁科牧子 内科医

◆メッセージ
 28課題の取り組み進み、残る16課題の解決目指す!
 日本歯科医師会/堀 憲郎 会長

◆Monthly Topics
◇逆風も与党政権支えるスタンスに変わりなし/日本歯科医師連名
◇中学校「学習指導要領の解説」に歯科保健教育/日本学校歯科医会
◇平成30年度診療報酬改定・歯科診療報酬点数表の疑義解釈 ほか

◆巻末カラー
◇現役歯科美女図鑑/川野 麻子さん
◇アラデンCultureClub/「タンゴダンサー」加藤 学さん
◇編集部突撃レポート/Medtec Japan 2018、ロボット&機器開発展
◇緑風荘病院管理栄養士の食支援日記/社会福祉法人緑風会

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東京都女性歯科医師の会、新会長に髙野博子氏を選任

 平成30年度東京都女性歯科医師の会総会・講演会が4月22日、ホテル椿山荘東京で開催された。発足から8年目を迎え会員数は300名を超えた。
 総会では平成29年度収支決算など全5議案が協議ののち可決承認された。第5号議案では「東京都女性歯科医師の会会長改選の件」が諮られ、髙野博子氏が新会長に選任された。髙野氏は、「歴代の会長の意志を継ぎ、会員に笑顔を届けられる会を目指したい」と抱負を述べた。竹内千惠会長は監事として引き続き会務にあたる。

※平成30年度新役員(敬称略)
▼会長/髙野 博子▼副会長/伊藤 明子・東川 輝子・中村 文子・藤岡 万里・小笠原 聖子▼総務/伊藤 智加・大橋 美保・岩立 雅子・名生 幸恵・星野 睦代、▼会計/佐々木 晃子、大石 菜穂子・平澤 詩子▼名簿管理/佐藤 雅子・小野寺 美香子▼渉外/前島 美佳・三宅ゆかり▼監事/橋本 洋子・竹内 千惠▼顧問/岡部 浩子・山田 茂子・難波 みち子。

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